西脇バス停

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西脇駅から転送)
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西脇バス停(にしわきばすてい)は、兵庫県西脇市にあるバス停である。

概要[編集]

西脇市の中心市街地にあるバスターミナル。かつての鍛冶屋線西脇駅の跡地である。

バス停構造[編集]

乗場は計4か所。西脇市西脇に所在。

  • 1番乗場
    大阪方面への高速バスが発車する。
  • 2番乗場
    滝方面へのバスが発車するが、本数は少ない。
  • 3番乗場
    多可町方面へのバスが発車するが、本数は少ない。
  • 4番乗場
    滝、緑風台、小坂、比延など各方面へのコミュニティバスが発車する。

発車するバス[編集]

大阪・加東市方面[編集]

かつては鉄道を利用することができたが[注釈 1]、既に廃止され、代わりにバスが走っている。

大阪駅行(中国ハイウェイバス)
  • 乗り場:1番
  • 本数:2-3時間に1本
  • 次の停留所:高速社
大阪へ向かう高速バス[注釈 2]
急行]社・三木・新神戸駅経由 神姫神戸三宮BT行、社行(神姫バス)
  • 乗り場:2番
  • 本数:朝・夕方中心
  • 次の停留所:中本町
加古川下流方面に向かうバス。
西脇市駅経由 大屋(神姫グリーンバス)
  • 乗り場:3番
  • 本数:一日6本
  • 次の停留所:中本町
芳田地区や旧八千代町に向かう路線。
【廃止】快速 加古川行(JR鍛冶屋線)
  • 乗り場:鉄道駅ホーム
  • 本数:無し
  • 次の駅:野村
社町方面に向かっていた近郊列車。
1990年4月の鉄道廃止まで、一日1本運行していた。
【廃止】普通 加古川行(JR鍛冶屋線)
  • 乗り場:鉄道駅ホーム
  • 本数:無し
  • 次の駅:野村
社町方面に向かっていた普通列車。
1990年4月の鉄道廃止まで、加古川線・新西脇以東より多い毎時1本程度運行していた。
和田町経由 西脇市駅(神姫グリーンバス)
  • 乗り場:4番
  • 本数:1-2時間に1本運行
  • 次の停留所:和田町
鍛冶屋線代替バス。西脇市駅へのアクセスで最も本数が多い。
和田町・西脇高校北経由 西脇市駅(のぎくバス、おりひめバス、神姫グリーンバス)
  • 乗り場:4番
  • 本数:一日9本
  • 次の停留所:和田町
西脇高校、西脇工業高校への通学路線を兼ねていて、コミュニティバスが多く運行する。

緑風台方面[編集]

西脇市西部、緑風台方面に向かう路線。

緑風台経由 西脇市駅方面(ループバス「めぐリン」)
  • 乗り場:4番
  • 本数:毎時1本
  • 次の停留所:和田町
西脇市のコミュニティバス。

小坂方面[編集]

かつては鉄道を利用することができたが、既に廃止され、代わりにバスが走っている。

播州成田山経由 牧野、西脇病院方面(ループバス「めぐリン」、のぎくバス)
西脇市・多可町のコミュニティバス。北方向で最も本数が多い。のぎくバスは一日2本のみ西脇病院・播州成田山経由となる。
小坂町経由 鍛冶屋、牧野北(のぎくバス)
  • 乗り場:4番
  • 本数:一日3本
  • 次の停留所:小坂町南(のぎくバス)
多可町のコミュニティバスで、西脇病院を経由しない速達便。鍛冶屋線跡に沿って北上する。
【廃止】普通 鍛冶屋行(JR鍛冶屋線)
  • 乗り場:鉄道駅ホーム
  • 本数:無し
  • 次の駅:市原
市原方面に向かっていた普通列車。
1990年4月の鉄道廃止まで、1-2時間に1本程度運行していた。
鳥羽上、山寄上方面(神姫グリーンバス)
  • 乗り場:3番
  • 本数:1-2時間に1本
  • 次の停留所:東本町
鍛冶屋線代替バス。鍛冶屋から先、加美町方面へ直通する。

比延方面[編集]

かつては鉄道を利用することができたが、既に廃止され、代わりにわずかな本数のバスが走っている。

比延経由 札場(おりひめバス)
  • 乗り場:4番
  • 本数:一日2本
  • 次の停留所:東本町
西脇市のコミュニティバス。本数が少なく、一日2本のみ運行する。
西脇営業所行(神姫バス、神姫グリーンバス)
  • 乗り場:4番
  • 本数:朝と午後中心
  • 次の停留所:東本町
西脇営業所止め。急行含む。
【廃止】普通 谷川行(JR鍛冶屋線)
  • 乗り場:鉄道駅ホーム
  • 本数:無し
  • 次の駅:野村
比延方面に向かっていた普通列車。
1990年4月の鉄道廃止まで、一日3本程度運行。南寄りの野村を大廻りしていた。

停留所周辺[編集]

西脇市の市街地の西部にあたる。杉原川をはさんだ東側が西脇市の中心。
停留所から車で5分、南東の神姫バス西脇営業所近くに新西脇駅がある。

沿革[編集]

  • 1913年大正2年)8月10日 - 播州鉄道(現:加古川線)が社町方面から延伸してきたことにより、本線格の西脇駅として鉄道駅が開業。
  • 1921年大正10年)5月9日 - 播州鉄道が市原まで延伸し、中間駅となる。
  • 1943年昭和18年)6月1日 - 国有化により、鍛冶屋線と名付けられた支線の駅となる。
  • 1990年平成2年)4月1日 - 鍛冶屋線廃止により廃駅。跡地は、バスターミナルを兼ねた複合施設、APIKAとなる。

利用状況[編集]

関連項目[編集]

出典・脚注[編集]

注釈
  1. もっとも、鉄道廃止前に遠距離輸送を中心にバスへの転移も進んでいた。
  2. 西宮北インターと神戸電気鉄道田尾寺駅を徒歩連絡することで、神戸市街へも往来可能。
出典


外部リンク[編集]

アピカ西脇


鍛冶屋線廃線)の駅一覧
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