花井伝右衛門
ナビゲーションに移動
検索に移動
花井 伝右衛門(はない でんえもん、生没年不詳)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。織田氏の家臣。
略歴[編集]
父は織田信秀に仕えた家臣で、伝右衛門は織田信長に仕えて町人頭に任命され、尾張国赤見村で100石の知行を与えられたという(『寛延旧家集』)。
信長は伝右衛門に商業面を任せており、黄金をもって印判を作らせたりしている。これが信長が生涯にわたって使用した印文である天下布武の朱印判である(『政秀寺古記』)。
永禄13年(1570年)4月3日、信長が禁裏に米を50石ほど献上した際に、その使者を務めた(『継芥記』)。
法名は釣二。子に同名の伝右衛門がおり、こちらは信長に小姓として取り立てられたが、姉川の戦いで戦死している(『寛延旧家集』)。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
参考文献[編集]
- 岡田正人 『織田信長総合事典』 雄山閣出版、1999年。 。