老中

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老中(ろうじゅう)とは、江戸幕府における征夷大将軍を補佐する常置の最高職である。

概要[編集]

将軍を補佐して事実上幕政を統括することを主な職務とした。老中の定員は4名から5名と定められ、石高は2万5000石以上の譜代大名が就任した[1]。なお、老中の中でもリーダー的な存在を老中首座(ろうじゅうしゅざ)といい、江戸中期には財政を専門に担当する勝手掛老中(かってがかりろうじゅう)が設けられた。なお、老中という名が幕府に定着しだしたのは第3代将軍・徳川家光の頃と言われており、それまでは年寄(としより)、あるいは宿老(しゅくろう)、執政(しっせい)などと言われていた。

有名な老中として土井利勝松平信綱田沼意次松平定信水野忠邦阿部正弘堀田正睦などがいる。

歴代の幕府の老中[編集]

徳川家康時代[編集]

徳川秀忠時代[編集]

徳川家光時代[編集]

徳川家綱時代[編集]

徳川綱吉時代[編集]

徳川家宣・家継時代[編集]

徳川吉宗時代[編集]

徳川家重時代[編集]

徳川家治時代[編集]

徳川家斉時代[編集]

徳川家慶時代[編集]

徳川家定時代[編集]

徳川家茂・慶喜時代[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. このため、御三家付家老が老中就任可能な譜代大名として独立を目指す運動も起きた。また、外様家ながら願い譜代で譜代格を得て、老中に就任した藩主もいる。