もみじ饅頭
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もみじ饅頭(もみじまんじゅう、もみまん)は、広島県の名産品であり、饅頭のひとつである。
概要[編集]
広島県が名産品とするが、一番の名産は厳島(宮島)である。土産品として売られており、修学旅行生に人気がある。厳島では、もみじ饅頭作り体験ができる店も存在する。全国のお土産ランキングアンケートで1位をとることが多く、1位でなくても上位にランクインすることが多い。
明治後期に和菓子職人の高津常助が考案したが、独占をしなかったため、大手もみじ饅頭メーカーからも同一の「もみじ饅頭」の名称で製造・販売されている。
名前の由来[編集]
厳島の紅葉谷(もみじだに)にちなんだ名物ということで名付けられた。厳島はもみじで有名であるため、もみじの形をした菓子にした。
エピソード[編集]
漫才ブームの頃、B&Bが「広島・岡山罵倒漫才」をやる際、島田洋七が手を上下にもみじの形をつくり「もみじまんじゆうぅ」とオチを付けるのが定番[注 1]で、それを機に広島市の大手のにしき堂は売り上げを大伸ばしした。それに感謝するため、にしき堂は洋七の広島での夜の飲食代を払っているとのこと。
広島県外のもみじ饅頭[編集]
- 大阪府箕面市でも、もみじ饅頭を特産品としている。作り方は広島のもみじ饅頭と同じである。
- 愛知県豊田市の、紅葉の名所である香嵐渓でももみじ饅頭が製造・販売されている。味やデザインは広島と同じであり、あちらこちらにもみじ饅頭の店が並んでいる。[1]