田中稔 (実業家)
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田中 稔(たなか みのる、1938年 - )は日本の実業家。元ミートホープ社長。北海道中川郡音威子府村出身。
来歴[編集]
「ミートホープ」も参照
- 農家6人兄弟の二男として出生。
- 中学校卒業と同時に隣町美深町の肉屋に就職、丁稚奉公から身を起こす。7年勤務する。
- 名寄市の肉屋に移転。ここで3年働く。
- 苫小牧市に移り、大手精肉店「成田屋」に入社。12年働き常務取締役まで上り詰める。
- 1976年、独立してミートホープを苫小牧で創業。代表取締役社長。
- 1991年、苫小牧市に子会社「バルスミート」を設立。食肉小売業。
- 1995年、苫小牧市でバイキングレストラン「イートアップ」を設立。
- 2008年、不正競争防止法違反と詐欺罪で懲役4年の実刑判決を受ける。
事件後[編集]
- ミートホープの牛肉ミンチ品質表示偽装事件を主導した疑いで逮捕・起訴され、2008年3月19日に不正競争防止法違反(虚偽表示)と詐欺の罪で懲役4年の実刑判決を受けた。田中は「早く罪を償いたい」と控訴せず、判決は確定した。服役終了。
- 元々バルスミートとイートアップはミートホープの連結子会社だったが、偽装事件発覚後、ミートホープから切り離された。現在、イートアップの経営は田中の長男、バルスミートの経営は田中の次男が担っている。