漆原智良
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漆原 智良(うるしばら ともよし、昭和9年(1934年)1月19日 - 令和4年(2022年)4月15日)は、日本の児童文学作家、教育評論家。
生涯[編集]
東京府出身。既婚者で長男あり。
昭和20年(1945年)の東京大空襲で家族を失う。戦後に教師をしながら、児童書や絵本を執筆して退職後に著述に専念した。多くの著書を生んだが、その作品は戦争作品や東日本大震災の被災者の作品が多い。平成18年(2006年)に児童文化功労賞を受賞した。
令和4年(2022年)4月15日に心筋梗塞のため、東京都の自宅で死去した。88歳没。
著書[編集]
- 『愛と黒潮の瞳 東京の孤島・八丈小島の教師の記録』華書房 1966
- 『たのしい作文教室』共文社 1972
- 『坊っちゃんから伊豆の踊子まで 名作入門』金の星社(かもめの本)1977
- 『中学生のためのやさしい作文入門』教育出版センター(虫ブックス)1978
- 『世界の伝記 33 野口英世』ぎょうせい 1980.8
- 『島の子・山の子・団地の子』第三文明社(灯台ブックス)1982
- 『自動車王国日本』世界ノンフィクション全集 ぎょうせい 1985.5
- 『おかあさん新しいしつけを求めて』ぎょうせい(カルチャー・フォーラム)1987
- 『3・4年の作文』中央出版(地球っ子事典・国語シリーズ)1989
- 『1・2年の作文』中央出版(地球っ子事典・国語シリーズ)1989
- 『ユーモア交流教室』編著 ぎょうせい 1990.6
- 『5・6年の作文』中央出版(地球っ子事典・国語シリーズ)1990
- 『子どもの心がはじけるとき 新しいしつけを求めて』ぎょうせい(カルチャー・フォーラム)1991
- 『すきになってもいいでしょう やさしく性を知る童話』ぎょうせい 1992.4
- 『アニマルカードで名探てい』中央出版(地球っ子ブックス)1992
- 『小さな文学の旅 日本の名作案内』金の星社 1995.4
- 『名作ってこんなに面白い 文学への道しるべ』ゆまに書房 1995.2
- 『優しいことばを心のひだに』国土社 1996.5
- 『黒潮の瞳とともに 八丈小島は生きていた』たま出版 1996.1
- 『童話読んだり書いたり楽しもう』KTC中央出版 1998.4
- 『ふるさとはヤギの島に 八丈小島へ帰りたい』あかね書房(あかねノンフィクション)1998
- 『学校は小鳥のレストラン』アリス館(人と“こころ"のシリーズ)2000
- 『子どもの心みえてますか 親も先生も肩の力をぬきながら』ぎょうせい 2000.4
- 『感性のたねをまきながら 21世紀新しい子育て』KTC中央出版 2002.5
- 『風になったヤギ』旺文社 2003.11
- 『クロシオ小島のヤギをすくえ』国土社 2004.10
- 『子どもの心がかがやくとき これからの幼児の育ちを考える』フレーベル館 2005.7
- 『東京の赤い雪 子どもに語りつぐ口演童話』フレーベル館 2007.6
- 『小さな動物公園のアイデア園長 羽村市動物公園物語』学習研究社(ヒューマンノンフィクション)2008
- 『偉人たちの少年少女時代』全3巻 ゆまに書房 2011.3
- 『つらかんべぇ』今人舎 2011.7
- 『白いガーベラ』今人舎 2011.7
- 『絵本・童話のどうぶつえん』アリス館 2011.10
- 『二宮金次郎』(絵本)同友館 2011.12(全3冊)
- 『ぼくたちの勇気』(編著)国土社 2013・11
- 『さよなら、ぼくのひみつ』(編著)国土社 2014.02
- 『おばあちゃんのことばのまほう』(絵本)アリス館 2014・02
- 『スワン・学習障害のある少女の挑戦』(ノンフィクション)アリス館 2014・06
- 『ぼくと戦争の物語』(フィクション物語)児童ペン大賞受賞 フレーベル館 2014・07
- 『ど根性ひまわりのきーぼうちゃん』(絵物語)第三文明社 2015・07
- 『天国にとどけ!ホームラン』(ノンフィクション)小学館 2016・02
- 『万智子とはがまるくんの芳賀町探検記』(絵物語、作画は山中桃子)芳賀町 2016・03
- 『あかりちゃんのつうがくろ』(絵物語)垣内出版 2017・02
- 『火のカッパ』(平和絵本)国土社 2018・01
- 『三月の空を見上げて~戦災孤児から児童文学作家へ~』(物語風自伝)第三文明社 2019・01
- 『かがやけ!虹の架け橋』(ノンフィクション)アリス館 2019・03
- 『焼けあとのおにぎり』(絵物語)国土社 2020・03