湯原町
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湯原町(ゆばらちょう)とは、岡山県真庭郡にかつて存在した町。2005年(平成17年)3月31日に勝山町・落合町・久世町・川上村・八束村・中和村・美甘村、上房郡北房町との対等合併により湯原町は廃止され、真庭市となった。
概要[編集]
昭和15年(1940年)に町制が施行され、昭和31年(1956年)9月に旧湯原町と二川村が合併したことで湯原町が新設された。町域は真庭郡の北部、旭川の上流に当たる台地の多い地形であった。
この地域は山陰と山陽を結ぶ要所であり、さらに大山信仰で往来する人々の宿泊地でもあり、豊富な温泉にも恵まれていたこともあり、当時から大いに発展し、現在でも温泉と恵まれた景観により観光地として発展している。また、日本で2か所だけ国の指定を受けた天然記念物のカジカガエルの生息地であり、他にもオオサンショウウオの生息地でも知られている。
湯原は木地師の里でもあり、世界中の独楽およそ1600種、3000個を展示している独楽の博物館、天然記念物のオオサンショウウオに関する史料を展示したはんざきセンターでも知られている。