歷史的假名遣ひ
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歴史的假名遣ひ
諸注意
此記亊は全力で不眞面目に執筆されてをります。所謂「冗句」といふものです。
歷史的假名遣ひとは、日夲語に於ける假名遣ひの壹種の亊。現代日夲では歷史的假名遣ひは廢れ、專ら現代假名遣ひが使用されてゐる。
槪要
明治時代に確立した假名遣ひであるが、大正時代から平易な假名遣ひに改められるやう工夫され、小學校の敎科書にも現代假名遣ひに近いものになつた。
例へば、「宮城」の假名遣ひについては歷史的假名遣ひであれば「きゆうじやう」であるが、此敎科書では「キュージョー」となつてゐた。さらに偉大なる陸軍大將東條英機内閣總理大臣によつて、南方諸國での日夲語普及を行う爲に現代假名遣ひへの轉換も推し進められた。
昭和貳拾年の大東亞戰爭敗戰に至つても使用され、日夲國憲法も歴史的假名遣ひに書かれてゐた。その後は現代の發音に合はせた現代假名遣ひに役割が取つて代はられた。
歷史
現代
舊字體と共に、日夲の歷史や文化に深い係りを持つ爲、尊重され使用するべきといふ考へを持つ人ゝが積亟的に使つてゐる。
内閣が告示した「現代假名遣ひ」では、序文に「歴史的仮名遣いは、我が国の歴史や文化に深いかかわりをもつものとして尊重されるべき」と書かれた。
呼稱
「歷史的假名遣ひ」「舊假名遣ひ」などと呼ばれることが多い。一方で、歷史的假名遣ひこそが日本語の正統な表記だと主張し、「正假名遣ひ」といふ呼稱を用ゐる愛好者もゐる。正假名遣ひ派は、舊字體を正字と呼び、合はせて「正字正かな」と呼んでゐる。
関連項目
外部リンク