武儀郡(むぎぐん)とは、古代から2005年(平成17年)2月7日にいわゆる平成の大合併までの岐阜県にあった郡の名前。
2005年時点で洞戸村・板取村・武儀町・武芸川町・上之保村の2町3村が属していた。 1940年代までは、現在の関市の大半や美濃市も郡域だった。
続日本紀の養老元年9月22日の条に「務儀」と有るのが文献に残る最古の記述で有る。中世以降は東山道美濃八駅の一つとして武儀駅との記録も有る。江戸時代は大部分が幕府領になっていた。1871年(明治4年)以降岐阜県に所属する。