板取村
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板取村(いたどりむら)とは、岐阜県武儀郡にあった村である。2005年(平成17年)2月7日にいわゆる平成の大合併で、美濃市を南から取り囲むように武芸川町・洞戸村・武儀町・上之保村とともに関市に編入され消滅した。
概要[編集]
1889年(明治22年)に成立。岐阜県の北西部に位置し、北は福井県、南は美山町と洞戸村、西は根尾村、東は八幡町と接している。四方を600mから1,400m級の山に囲まれており中央を板取川が流れる河岸段丘に20程度の集落が点在しする。板取川ダム計画にて廃村の危機に追い込まれたが、住民の反対運動により廃村を免れた。
河岸段丘を活用した農業と林業が主な産業であったが、林業は第二次世界大戦後衰退し人口流出が進んだ。現在は板取川にキャンプ場が多数作られ夏を中心に地元岐阜県や愛知県から多数の観光客が訪れる観光地である。また、モネの池、株杉、川浦渓谷等の観光資源もあり6月にはアジサイ祭りに多数の来客者がある。村内を通る国道256号と岐阜県道52号線は通称板取街道と呼ばれており、日本の道百選に選ばれている。道沿いには約7万本のアジサイが植えられている。
年中行事[編集]
- アジサイ祭り(6月)