航思社
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種類 | 株式会社[1] |
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本社所在地 | 日本 〒113-0033 東京都文京区本郷1-25-28 アローハイツ2F |
設立 | 2011年7月 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 人文・社会科学系の書籍の出版 |
代表者 | 大村智[2] |
従業員数 | 社員1人[2] |
外部リンク | http://www.koshisha.co.jp/ |
航思社(こうししゃ)は、東京都文京区本郷にある人文・社会科学系の出版社。
概要[編集]
2011年7月に創業した左翼系の出版社。創業者は、人権擁護・反差別を掲げる出版社での労働争議で勝利を収めた矢先に東日本大震災・福島原発事故が起こり、日常の崩壊を経験、どうせならやりたいことを好きなだけやろうと決意して創業したという[3]。社名には「思想の海にたしかな航跡を描く。 自分たちの出版物の内容を、決して裏切ることなく、みずから実践していく。」という決意が込められている[4]。最初に出版した書籍は『デジタル社会のプライバシー――共通番号制・ライフログ・電子マネー』(日本弁護士連合会編著、2012年1月)。
主な刊行物に、『2011――危うく夢みた一年』(スラヴォイ・ジジェク、2013年)、『天皇制の隠語』(絓秀実、2014年)、『平等の方法』(ジャック・ランシエール、2015年)、『反東京オリンピック宣言』(小笠原博毅・山本敦久編著、2016年)などがある。
革命のアルケオロジー[編集]
「戦後から80年代までに発表された、あるいはその時期を対象とした、マルクス主義、共産主義、民主主義、大衆反乱、蜂起、革命に関する文献」を対象としたシリーズ[3]。
- ジャック・ランシエール 『アルチュセールの教え』 2013年7月刊。
- 松田政男 『風景の死滅 増補新版』 2013年11月刊。
- クリスティン・ロス 『68年5月とその後――反乱の記憶・表象・現在』 2014年11月刊。
- 津村喬 『戦略とスタイル 増補改訂新版』 2015年12月刊。
- 津村喬 『横議横行論』 2016年3月刊。
- ルイ・アルチュセール 『哲学においてマルクス主義者であること』 2016年7月刊。
- 千坂恭二 『歴史からの黙示——アナキズムと革命(増補改訂新版)』 2018年10月刊。