杉谷氏
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杉谷氏(すぎたにし)とは、日本の氏族である。織田信長を襲撃して暗殺しようとしたテロリストの杉谷善住坊で著名である。
概要[編集]
近江国甲賀郡杉谷村(滋賀県甲賀郡甲南町、現在の甲賀市)を発祥とし、甲賀五十三家の1つといわれる。『信長公記』によると、元亀元年(1570年)に浅井長政の裏切りで美濃国に引き返そうとした織田信長を六角承禎の密命を受けて暗殺しようとした杉谷善住坊は、すんでのところで暗殺に失敗し、逆に信長に追われる立場となる。結局、信長の執拗な探索を受けて善住坊は捕縛され、鋸引きにより処刑された。現在は関西地方から中国地方にかけて多い姓である[1]。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ 森岡「日本名字家系大事典」P294