曹袞

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちが曹袞の項目をおカタく解説しています。

曹 袞(そう こん、? - 235年)は、中国三国時代皇族。父は曹操。生母は杜氏。異母兄は曹丕(文帝)・曹彰曹植ら。同母兄は曹林。同母妹は金郷公主(何晏の夫人)。異父兄は秦朗。子は曹孚

生涯[編集]

曹操と杜氏の間の第2子にあたる。216年に平郷侯に封ぜられた。217年に東郷侯に改封され、同年のうちに賛侯に改封された。その後、魏が創設されると、賛公、北海王、賛王、濮陽王となって昇進を重ねた。

232年に中山王に封じられるが、233年に禁令を犯したとして曹叡(明帝)により750戸を削減される。しかし曹袞が実直であるとして、後に戻されている。領邑は最終的に3400戸となった。

曹袞は若い頃から学問好きで、特に読書好きでやめることができず、自ら著述することも多くてその文章は2万字にも及んだという。さすがに異母兄の曹植には及ばなかったが、好んで張り合うほどの学問好きであった。235年に死去し、家督は子の曹孚が継承した。

三国志演義』には登場しない。