明院良政
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明院 良政(みょういん りょうせい、生没年不詳)は、戦国時代の武将。織田氏の家臣。
略歴[編集]
織田信長が尾張国の一勢力である時代から仕えていたという右筆で、永禄11年(1568年)9月に信長が足利義昭を奉じて上洛した際に従っている(『言継卿記』永禄11年9月26日条)。『言継卿記』永禄11年10月4日条によると、「織田弾正忠物書明院」と記録されており、明院良政が信長の右筆だったことが確認できる。
信長からは右筆以外に、奉行職としても用いられており、信長の命令で書状に連署したり奉書を発給したりしており、京都の行政に関与していたことが確認される。10月26日、義昭を第15代将軍に就任させた後に信長が美濃国岐阜城に引き上げる際、佐久間信盛や丹羽長秀、木下秀吉、村井貞勝らと共に京都に残留を命じられている[1]。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
参考文献[編集]
- 岡田正人 『織田信長総合事典』 雄山閣出版、1999年。 。