新馬戦
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新馬戦(しんばせん)は、競馬の競走に未出走の馬、新馬だけで編成される競走。日本の競馬では、2・3歳馬のみが対象となり、季節によって2歳限定・または3歳限定で施行される。
新馬戦の賞金額は未勝利戦より若干高く設定されており、また新馬戦を勝つことを新馬勝ちといい競走馬としてのひとつのステータスともなっている。
中央競馬は原則4週8日を1開催としており、2002年までは初出走と同じ開催内であれば新馬戦に最大4回出走することが出来た。初出走で勝てなかった馬が2戦目・3戦目・4戦目の新馬戦に出走することも珍しくなく、折り返しの新馬戦と呼ばれていた。
中央競馬[編集]
複数のG1優勝馬が同じ新馬でデビューした例[編集]
のちに日本のGI・JGI競走および中央競馬の旧八大競走で優勝することとなる競走馬が複数出走していた新馬戦は以下のとおり。
- 1972年7月15日東京競馬場芝1100メートル - 1着タケホープ - 6着イチフジイサミ[注 1]
- 1976年1月31日東京競馬場芝1400メートル - 1着トウショウボーイ - 4着グリーングラス
- 1995年1月8日京都競馬場ダート1200メートル - 1着ワンダーパヒューム - 5着マヤノトップガン
- 1996年3月3日阪神競馬場芝1600メートル - 4着エリモシック - 5着マサラッキ
- 1996年11月30日阪神競馬場ダート1200メートル - 1着キョウエイマーチ - 3着マチカネフクキタル
- 2000年9月2日札幌競馬場芝1800メートル - 1着ジャングルポケット - 5着メジロベイリー[1]
- 2002年11月30日阪神競馬場芝1400メートル - 1着スティルインラブ - 6着ヘヴンリーロマンス
- 2004年10月23日京都競馬場芝1400メートル - 3着マルカラスカル - 15着サンライズバッカス
- 2005年8月21日札幌競馬場芝1800メートル - 1着マツリダゴッホ - 7着フレンドシップ
- 2006年7月1日福島競馬場芝1200メートル - 1着ピンクカメオ - 6着ショウワモダン
- 2007年7月8日阪神競馬場芝1800メートル - 1着アーネストリー - 2着トールポピー - 8着キャプテントゥーレ
- 2007年10月8日京都競馬場芝1400メートル - 1着エーシンフォワード - 4着ディープスカイ
- 2008年10月26日京都競馬場芝1800メートル[注 2] - 1着アンライバルド - 3着ブエナビスタ - 4着スリーロールス[3][4]
- 2009年10月25日京都競馬場芝1800メートル[注 2] - 1着ローズキングダム - 2着ヴィクトワールピサ[3][4]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ 「RACING DATA BASE 今月の記録室『第68代日本ダービー馬にジャングルポケット』」、『優駿』、日本中央競馬会、2001年7月、 144頁。
- ↑ 内尾篤嗣 (2010年9月17日). “2010年度版 伝説の新馬戦” (日本語). ブログ報知. 報知新聞社. 2012年12月28日確認。
- ↑ a b c “【京都新馬戦】超良血クランモンタナ“伝説”継承だ!” (日本語). スポーツニッポン (2011年10月21日). 2012年12月28日確認。
- ↑ a b c “伝説の新馬戦シーザリオの子がV/新馬戦” (日本語). 日刊スポーツ (2012年10月22日). 2012年12月28日確認。