教育文化協会

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公益社団法人教育文化協会(きょういくぶんかきょうかい、英名:INSTITUTE OF LABOR EDUCATION & CULTURE)は、1995年に連合とその構成組織などにより設立された労働教育及び教育文化活動を担う公益社団法人。略称はILEC(アイレック)[1]

概要[編集]

1995年11月16日に連合とその構成組織などにより設立された[2][3]。同年12月14日に労働省より社団法人の設立認可を受け、2013年7月1日に公益社団法人へ移行した。公益財団法人連合総合生活開発研究所(連合総研)、公益財団法人国際労働財団(JILAF)と並ぶ連合の主要な外郭団体の一つであり[3]、教育事業、文化事業、出版・広報事業を展開している。

教育事業では「Rengoアカデミー・マスターコース」や「連合寄付講座」などを開講している[3]。2020年7月1日に公益財団法人日本労働文化財団(JLCF)と統合し、同財団から法政大学大学院連帯社会インスティテュート(連合大学院)の運営・支援事業を継承した[4]。文化事業では1999年から「連合・ILEC幸せさがし文化展」を開催している[3]。また2004年から連合が継承した「山田精吾顕彰会」の論文募集事業を受託し[5]、連合と共催で「私の提言」募集事業を行っている[3]。出版・広報事業では『ものがたり戦後労働運動史(全10巻)』をはじめ労働運動に関する書籍や冊子の発行などを行っている。

2020年9月15日時点の会員数は49団体。出捐団体は連合及びその構成組織と一般社団法人全国労働金庫協会(労金協会)、全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)の43団体。一般団体会員は労働者福祉中央協議会(中央労福協)、公益財団法人連合総合生活開発研究所(連合総研)、公益財団法人国際労働財団(JILAF)、公益財団法人総評会館、一般財団法人日本労働会館、一般社団法人日本労働者信用基金協会(日本労信協)の6団体[6]

歴代理事長[編集]

所在地[編集]

出典[編集]

  1. 教育文化協会の紹介 教育文化協会
  2. HISTORY 95-96 教育文化協会
  3. a b c d e 高木郁朗『ものがたり現代労働運動史2 1993~1999――失われた10年の中で』明石書店、2020年、112頁
  4. HISTORY 19-20 教育文化協会
  5. 文化事業 教育文化協会
  6. 公益社団法人 教育文化協会 会員名簿PDF教育文化協会
  7. 『ILEC通信』No.24PDF教育文化協会、2009年11月15日
  8. 『ILEC通信』No.37PDF教育文化協会、2014年1月10日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]