慶應義塾普通部

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慶應義塾普通部(けいおうぎじゅくふつうぶ)は、神奈川県横浜市港北区に所在する中学校男子校)。

概要[編集]

慶應義塾の中では最古の教育組織で、慶應義塾大学の前身の「大学部」よりも歴史を持つ。

1858年(安政5年)の創立以来、長らく旧制中学校に相当する教育が行われたが、1947年の学制改革で一旦新制中学校となった。しかし、3年次生を翌年新制高校に進級させるにあたり[注 1]高等学校普通科と混同する中高一貫校の設置を文部省に拒否され、止むなく中学校のみ有する学校となり、現在に至る。

中等学校野球[編集]

慶応普通部は、現在の高校野球に相当する中等学校野球の全国大会への出場実績を有した。特に1916年実施の第2回全国優勝大会では、初の優勝を遂げた。

関連項目[編集]

  • 慶應義塾高等学校 - 4年次、5年次の後身校。1948年創立の慶應義塾第一高校(普通部3年次生が進学)、慶應義塾第二高校(旧制商工学校3年次生が進学)が翌年合併して発足。前述の1916年以来、2023年実施の第105回全国高等学校野球選手権大会で優勝を果たした。
  • 慶應義塾湘南藤沢高等部 - 当校から内部進学可能な高校。
  • 慶応義塾志木高等学校 - 当校から内部進学可能な高校。旧名・慶應義塾農業高等学校。
  • 慶應義塾中等部 - 当校と並立する共学の中学校。旧制の慶應義塾商工学校の系譜を引く。

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  1. 4、5年生は1948年に当時組織として残っていた慶應義塾大学予科に進学させている。