愛知県競馬組合
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愛知県競馬組合(あいちけんけいばくみあい)とは、愛知県・名古屋市・豊明市の三者で構成され、名古屋競馬場で地方競馬を開催する一部事務組合である。
概要[編集]
1949年に前身となる名古屋競馬場管理組合が愛知県と名古屋市によって発足し、名古屋競馬場(旧)で競馬を開催した。1953年10月からは中京競馬場でも競馬を開催するようになり、1986年に豊明市が組合へ加入して現名称となる。しかし中京競馬場での競馬開催は回数が少なく、1985年までは年間7開催が行われていたが、豊明市が組合に加入した1986年から年間4開催に減らされ、1994年には年間1開催に減少。1996年には開催を休止した。
3年後の1999年から正月のみ中京競馬場で競馬を開催したが、2002年を最後に中京競馬場での愛知県競馬開催はなくなった。ただし開催権は保持しており、やろうと思えば中京競馬場で愛知県競馬の開催は可能である。
なお中京開催を行っていた1971年から1995年までは地方競馬で唯一芝コースを使用するレースを行っていた。
現在も競馬を開催している名古屋競馬場は弥富市の弥富トレーニングセンターを改修して建設された新競馬場で、2022年4月に名古屋市港区から移転した[注 1]。移転に伴い競馬場所在地が弥富市となるが、弥富市が組合に入る予定はない。
なお、旧競馬場には、愛知・名古屋アジア大会(2026年予定)の選手村が建設される予定。