彭明敏

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちが彭明敏の項目をおカタく解説しています。

彭 明敏(ほう めいびん、1923年8月15日 - 2022年4月8日)は、台湾国際法学者。総統府資政(上級顧問)。元台湾大学教授・政治学系主任。台湾独立運動の代表人物。

経歴[編集]

高雄市で生まれる。東京帝国大学で学び、1945年に日本が敗戦した後に台湾大学を卒業し、同大学教授や国連中華民国代表団顧問を歴任した。

1964年、台湾独立運動を主導し、反乱の容疑で逮捕された。1965年特赦されるとアメリカに渡り、それから20年間ほど独立運動に関与した。1992年指名手配が取り消されたので台湾に戻り、1996年の総統選で当時の野党だった民進党候補として出馬するが、李登輝に敗れた。その後、民進党の初総統、陳水扁の最高相談役を務めた。

2022年4月8日、老衰により98歳で死去した。