学校設定教科
ナビゲーションに移動
検索に移動
学校設定教科(がっこうせっていきょうか)とは、高等学校個別で、学習指導要領の枠外で設定される教科のこと。
概要[編集]
地域の実情や学校・生徒の特質に応じて設定される教科のことで、都道府県教育委員会の許可を得る必要がある。
学習指導要領にある教科の枠内で設定される学校設定科目もある。
なお、授業に際し、検定済教科書の使用を義務付けていない。
設定される教科・科目の例[編集]
- 総合学科における「産業社会と人間」
- 地域理解/地域振興のための教科
- 地域の伝統行事に関する教科
- 英語以外の外国語科目(英語以外の外国語のみ必修単位繰り入れ可能)
- 小学校高学年から中学校の内容を学び直す教科
- 日本語を母語としない生徒の日本語理解の教科
- 大学入学共通テストに対応した演習科目
- 芸能関連(ダンスレッスンなど)等、高等専修学校で開講の授業教科・科目
- アルバイト等の就労体験(一部の定時制で実施)
- 宗教団体を母体とする学校のうち、宗教科教員免許に拠らない科目[注 1]
設定の上限[編集]
学習指導要領で普通科で最大20単位まで、卒業単位として繰り入れ可能である。