定時制高等学校
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定時制高等学校(ていじせいこうとうがっこう)とは、高等学校の分類の一つである。
概要[編集]
一般に高校として想像されやすい平日(及び土曜日)の日中に6〜7時間授業を行う学校ではなく、平日の夕方から夜を中心とした特定の時間帯の4時間授業や農閑期などの特定の季節に授業を行う形態の高校。
夜間定時制高校は日中に就業している人を主な対象としており、全日制高校にはない学校給食が実施されている。年齢層は全日制高校に多い15歳から18歳に留まらず、20代から30代の人々、学校により高齢の人も在籍して学業に励んでいる。
なお、昼間に授業を行う定時制高校もあるが、そちらは全日制高等学校に比べて1日あたりのコマ数が少なく(最低4コマ)、2部または3部制[注 1]を採り、部によって遅い始業時刻に登校可能といった特徴があり、生徒も10代から20歳前後の若年層が多い。
学校教育法で修業年限は3年以上と定められており、一般には4年程度で卒業できるようなカリキュラムとなっている。
殆どが完全単位制で、中には通信制や課外授業の併修や高認の活用で、3年で卒業できる学校もある。
その他[編集]
堀越高等学校トレイトコースなど、芸能活動者向けのコースは定時制に分類されないことが多い。