大平町
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大平町(おおひらまち)は、かつて栃木県の南部に存在した町である。下都賀郡に属していた。現在では栃木市の地域自治区となっている。
概要[編集]
昭和31年(1956年)9月、富山村・瑞穂村・水代村の3村が合併し、大平村となる。昭和36年(1961年)11月に町制を施行したことにより、大平町が成立した。
この町は北西境沿いに大平山・晃石山・馬不入山など太平丘陵に属する山々が分布しており、他の大部分が関東平野北部の平坦地で、東部を巴波川、ほぼ中央部を永野川が南に流れている。
主要産業に関しては農業であり、米や麦を中心に胡瓜、トマトなどの野菜類が生産されており、同町西部の大平山麓では葡萄を中心とした栽培が盛んに行なわれている。
町の見どころとしては、大中寺や富田城跡、重要文化財の下野七廻り鏡塚古墳の出土品を展示した歴史民俗資料館・郷土資料館である「白石家戸長屋敷」などが存在し、大平丘陵一帯は大平山県立自然公園に指定されている。
平成22年(2010年)3月29日、栃木市、都賀町、藤岡町と合併し、栃木市の一部となり、大平町は消滅した。
人口の変遷[編集]
平成9年(1997年)度の人口は2万8450名である。廃止直前の平成22年(2010年)3月1日時点の人口は2万9295名である。
地域(大字・集落名など)[編集]
- 新(あらい)
- 門成(かどなり)
- 下新井(しもあらい)
- 田迎(たむかえ)
- 中新井(なかあらい)
- 豊後(ぶんご)
- 堀米(ほりごめ)
- 牛久(うしく)
- 榎本(えのもと)
- 上高島(かみたかしま)
- 川連(かわつれ)
- 北武井(きたたけい)
- 蔵井(くらい)
- 下高島(しもたかしま)
- 下皆川(しもみながわ)
- 富田(とみだ)
- 内宿(うちじゅく)
- 上町(かみちょう)
- 神ノ倉(かんのくら)
- 栄町(さかえちょう)
- 下町(しもちょう)
- 新町(しんちょう)
- 天神町(てんじんちょう)
- 仲町(なかちょう)
- 西友田(にしともだ)
- 東友田(ひがしともだ)
- 土与(どよ)
- 西野田(にしのだ)
- 西水代(にしみずしろ)
- 瓜畑(うりはた)
- 北原(きたはら)
- 西山田(にしやまだ)
- 片岡(かたおか)
- 白岩(しらいわ)
- 立花(たちばな)
- 伯仲(はくちゅう)
- 戸恒(とづね)
- 兵庫(ひょうご)
- 真弓(まゆみ)
- 中才(なかさい)
- 横堀(よこぼり)
行政[編集]
- 大平町長
代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 田中東壽 | 1956年(昭和31年)11月15日 | 1972年(昭和47年)11月14日 | |
2 | 藤沼正男 | 1972年(昭和27年)11月15日 | 1980年(昭和55年)4月30日 | |
3 | 椎名甲子一 | 1980年(昭和55年)5月25日 | 1996年(平成8年)5月24日 | |
4 | 佐山芳 | 1996年(平成8年)5月25日 | 2000年(平成12年)7月19日 | 在任中死去[1] |
5 | 鈴木俊美 | 2000年(平成12年)9月3日 | 2010年(平成22年)3月28日 | 合併後に栃木市長に就任 |
教育[編集]
高等学校
中学校
- 大平町立大平中学校
- 大平町立大平南中学校
小学校
- 大平町立大平中央小学校
- 大平町立大平西小学校
- 大平町立大平東小学校
- 大平町立大平南小学校
交通[編集]
鉄道路線[編集]
道路[編集]
一般国道
主要地方道
その他の県道
- 栃木県道153号南小林栃木線
- 栃木県道160号和泉間々田線
- 栃木県道252号蛭沼川連線
- 栃木県道300号新大平下停車場線
- 栃木県道309号栃木環状線
- 栃木県道311号小山大平線
- 栃木県道312号大平下停車場線
農道
- 下都賀西部広域農道
産業[編集]
商業施設
工場
観光[編集]
名所・旧跡[編集]
出身人物[編集]
脚注[編集]
- ↑ “佐山大平町長が死去”. 下野新聞: p. 1. (2000年7月20日)