夏侯称

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

夏侯 称(かこう しょう、生没年不詳)は、中国後漢末期の武将叔権(しゅくけん)[1]。父は夏侯淵。兄は夏侯衡夏侯覇。弟は夏侯威夏侯栄夏侯恵夏侯和

生涯[編集]

夏侯淵の3男[1]。幼時から戦争ごっこと大将になることが好きで、夏侯淵は兵法書などを勧めたが夏侯称はそれに応えなかった(『世語』)。

16歳の時に狩猟で虎を一矢で射殺す武勇を見せ、それを聞いた曹操が喜んだという[1]曹丕とは身分や地位を超えて対等に交際し、宴席ではどんな弁舌の士でも言い負かすことができなかった[1]。社会的名声のある多くの人々と交際したが、18歳の若さで早世した[1]

三国志演義』には登場しない。

脚注[編集]

  1. a b c d e 小出『三国志武将事典』P198

参考文献[編集]