和島村
ナビゲーションに移動
検索に移動
和島村(わしまむら)は、新潟県の中央にある三島郡の北部にかつて存在した村である。平成18年(2006年)1月1日に長岡市に編入されて消滅した。
概要[編集]
新潟県の中西部に位置する村で、昭和30年(1955年)3月に桐島村と島田村の両村が合併して和島村が誕生する。昭和33年(1958年)1月に出雲崎町の高畑地区を編入した。
村域には海抜100メートルから200メートルのなだらかな丘陵地が広く分布し、北西部を北東へくの字型に流れる島崎川の本支流沿いには浅く広い谷が開けて、水田地帯になっている。
産業面では農業が中心で、農産物は米のほか、野菜や畜産などが行なわれている。村の見どころとしては江戸時代後期の曹洞宗の僧侶で歌人や書家として有名な良寛が晩年の5年間をここで過ごした地のため、良寛関係の史跡などが多数存在する。
1990年代前半にはフジテレビ系ドラマ『夏子の酒』のロケ地となり、1年近く酒米農家や醸造家の久須美酒造でロケが行われた。
平成の大合併では与板町、出雲崎町と共に「良寛町」成立を目指していたが挫折。長岡市への編入を選択したことにより、平成18年(2006年)1月1日に和島村は消滅した。
和島村の見どころ[編集]
和島村の特産品[編集]
- 久須美酒造
- 「清泉」、「亀の翁」、「夏子物語」
- 「和楽五尊」