吉川浩満

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吉川 浩満(よしかわ ひろみつ、1972年3月[1] - )は、文筆家。「哲学の劇場」主宰。

略歴[編集]

鳥取県米子市生まれ。1994年慶應義塾大学総合政策学部卒業。国書刊行会ヤフーを経て、フリーランス[2]。2020年8月から晶文社にフルタイムで勤務[3]

人物[編集]

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の1期生。共通のゼミで知り合った山本貴光と、1997年に作家情報や資料集を掲載したウェブサイト「哲学の劇場」を開設。先駆的かつ貴重な情報源として重宝された[2]。2008年にサイト再構築のためコンテンツ閲覧停止[4]、2014年に再開、2017年に更新停止。2020年1月にYouTubeチャンネルを開設。

進化論ロボットAI脳科学遺伝子など幅広い分野を執筆する。山本との共著・共訳が複数ある[2]

著書[編集]

  • 『心脳問題――「脳の世紀」を生き抜く』(山本貴光共著、朝日出版社、2004年)
  • 『問題がモンダイなのだ』(山本貴光共著、筑摩書房[ちくまプリマー新書]、2006年)
  • 『理不尽な進化――遺伝子と運のあいだ』(朝日出版社、2014年)
  • 『脳がわかれば心がわかるか──脳科学リテラシー養成講座』(山本貴光共著、太田出版[homo viator]、2016年)
  • 『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』(河出書房新社、2018年)
  • 『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。──古代ローマの大賢人の教え』(山本貴光共著、筑摩書房、2020年)

訳書[編集]

  • 『マインド──心の哲学』(山本貴光共訳、ジョン・R・サール著、朝日出版社、2006年/筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2018年)
  • 『先史学者プラトン――紀元前一万年­-五千年の神話と考古学』(山本貴光共訳、メアリー・セットガスト著、朝日出版社、2018年)

出典[編集]

  1. 理不尽な進化 / 吉川 浩満【著】 紀伊國屋書店ウェブストア
  2. a b c 在野の学問あり 第2回 山本貴光・吉川浩満 岩波新書編集部
  3. ご報告 note(2020年8月1日)
  4. TOP PAGE 哲学の劇場(Internet Archive、2009年10月6日時点)

外部リンク[編集]