副田義也
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副田 義也(そえだ よしや、昭和9年(1934年)10月17日 - 令和3年(2021年)10月8日)は、日本の社会学者、漫画評論家、筑波大学名誉教授。
経歴[編集]
東京府出身。既婚者で長女あり。
社会学的な観点からあしなが育英会で遺児調査に長期間取り組んだり、漫画評論などで定評があった人物として知られている。令和3年(2021年)10月8日午後10時5分、多臓器不全のため、東京都調布市の病院で死去した。86歳没。
著書[編集]
- 『魅惑の少年マンガ』川島書店 1968
- 『コミュニティ・オーガニゼイション』誠信書房 1968
- 『現代マンガ論』日本経済新聞社 1975
- 『家庭教育ノート』第三文明社 1975
- 『遊びの社会学 ニュー・ジェネレーション研究』日本工業新聞社 1977
- 『マンガ文化』紀伊国屋書店 1983
- 『生活の社会学』放送大学 1985
- 『世界子どもの歴史 11 現代』第一法規出版 1986
- 『日本文化試論 ベネディクト『菊と刀』を読む』新曜社 1993
- 『生活保護制度の社会史』東京大学出版会 1995
- 『教育勅語の社会史 ナショナリズムの創出と挫折』有信堂高文社 1997
- 『あしなが運動と玉井義臣 歴史社会学的考察』岩波書店 2003
- 『死者に語る 弔辞の社会学』ちくま新書 2003
- 『内務省の社会史』東京大学出版会 2007
- 『福祉社会学宣言』岩波書店 2008
- 『教育基本法の社会史』有信堂高文社 2012
- 『福祉社会学の挑戦 貧困・介護・癒しから考える』岩波書店 2013
- 『生活保護制度の社会史 増補版』東京大学出版会 2014
共著・編著[編集]
- 『社会福祉の方法』木田徹郎,竹中和郎共編 誠信書房 1966
- 『福祉社会学』松原治郎共編 川島書店 1966
- 『白土三平選集』大島渚,尾崎秀樹共編、全16巻 秋田書店 1969-1970
- 『生活構造の理論』青井和夫,松原治郎 有斐閣 1971
- 『都市化社会と人間』奥田道大,高橋勇悦 日本放送出版協会 1975
- 『現代社会学』 日本放送出版協会 1975
- 『社会福祉の社会学』 一粒社 1976
- 『現代歌謡の社会学』 日本工業新聞社 1975
- 『現代まんがシアター2『萩尾望都』』面川ユリア,綾瀬幾,鈴木志郎康,一柳芳栄,斉藤裕美子,草森紳一,広瀬倫子 清山社 1979
- 『日本文化と老年世代』 中央法規出版 1984
- 『日本人の自画像』NHK世論調査部共編 日本放送出版協会(NHK市民大学) 1985
- 『福祉と関連サービス』福田垂穂共編 中央法規出版 1988
- 『社会問題の社会学』 サイエンス社 1989
- 『現代家族と家族政策』樽川典子共著 ミネルヴァ書房 2000
- 『死の社会学』 岩波書店 2001
- 『21世紀への橋と扉 展開するジンメル社会学』居安正,岩崎信彦共編 世界思想社 2001
- 『ゲオルク・ジンメルと社会学』居安正,岩崎信彦 世界思想社 2001
- 『ケアその思想と実践』全6巻 上野千鶴子,大熊由紀子,大沢真理,神野直彦共編 岩波書店 2008
- 『内務省の歴史社会学』編 東京大学出版会 2010
- 『シリーズ福祉社会学 2 闘争性の福祉社会学 ドラマトゥルギーとして』編 東京大学出版会 2013