八丈小島
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八丈小島(はちじょうこじま)とは、東京都八丈町に存在する日本の島である。伊豆諸島のひとつである。島の面積は3.08平方キロメートル。
概要[編集]
1969年の島民一挙離島後は、無人島である。
平安時代末期に武勇、弓矢の達人で知られた源為朝ゆかりの島である。為朝は源義朝の弟で源頼朝の叔父である。保元の乱で崇徳上皇側に与したため、戦後に配流されたのがこの島であった。為朝がこの島でウツギを折ってさしたところ根付いたので、宇津木島(うつぎしま)とも呼ばれたという。為朝は配流後、この島で大暴れしたため平清盛により追討軍が差し向けられ、この島で自害することを余儀なくされた。その後、為朝を祀るために為朝神社が築かれている。
かつては鳥打、宇津木の2つの集落が存在。1954年まで両集落がそれぞれ独立の村として鼎立し、特に宇津木村は村議会がなく、地方自治法94・95条に基づく有権者が参加する村民集会による自治が行われた。