両生類
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両生類(りょうせいるい)は、動物界脊椎動物門の内、両生綱に属する動物である。「両棲類」とも表記される
概要[編集]
魚類と同様、水中で卵を産み付けられるが、モリアオガエルのように樹上に産みつける種もある。ただし、その下には河川や湖沼がある。卵はゼラチン質に覆われている。幼生期は水中で過ごし(いわゆる「オタマジャクシ」)、鰓呼吸を行う。その後、鰓は退化し、肺が登場し、陸上生活を行う。ただし、皮膚は粘膜に覆われており、水辺で生活することが多いとされる。とはいえヒキガエルなどの例がある。
生物史[編集]
古生代の中期に魚類の中から肺魚のように肺呼吸ができるものが誕生し、鰭も陸上へ登れるように進化したものが生まれた。一時期はおおいに栄えたが、爬虫類との生存競争に敗れ、大型種の大部分が絶滅した。オオサンショウウオはヨーロッパでは絶滅して化石としてしか知られていなかったが、日本には棲息していたため驚かれた。