ウーパールーパー

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ウーパールーパー
分類
有尾目
トラフサンショウウオ科
トラフサンショウウオ属
メキシコサンショウウオ
名称
学名Ambystoma mexicanum
(Shaw & Nodder, 1798)
和名メキシコサンショウウオ
英名Axolotl
保全状況
IUCNレッドリスト近絶滅種
ワシントン条約附属書II

ウーパールーパーとは、有尾目トラフサンショウウオ科の両生類である。

生態[編集]

メキシコソチミルコ湖周辺にのみ生息する。日本国内でも逃された個体が見つかったという記録が存在する。

軟体動物やミミズ、幼虫、甲殻類を食べる。

天敵は、大型の魚類やサギ。寿命は約15年。

幼体熟成するという特徴がある。然し飼育水にヨウ素を入れたり、飼育ケースの陸地を増やすと成体になることがある。成体になるとエラがなくなり、キモカワな見た目になる。成体になるとに寿命が短くなる。

形状[編集]

体長は、平均15cm、最大30cm。

頭の後方には羽のような鰓がある。

人との関係[編集]

流行[編集]

1985年にUFOのCMに「宇宙からやって来た」という設定で、起用され、話題になった。

当初は飼育は難しいとされていたが、段々飼育法が確立され、家庭でも飼われるようなった。

名称[編集]

ウーパールーパー』という名前は正式名称ではない。この名はUFOのCMに出演される時に商業登録された名である。

正式な和名は、「メキシコサンショウウオ」もしくは「メキシコサラマンダー」である。

アホロートル」という名もあるが、トラフサンショウウオ科の幼体の総称であり、ウーパールーパーだけを指す名称ではない。

学名は、「Ambystoma mexicanum」。種小名は『メキシコ産の』という意味である。

品種改良[編集]

野生のウーパールーパーは、黒や茶色である。

日本でよく見られるピンク色のウーパールーパーは、アルビノや白変種の個体を固定し出来た品種である。

それ以外にも青い品種やマーブル、ゴールデンなどの本種がいる。

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ウーパールーパーは、現地では食用になる。

日本国内でも唐揚げや素揚げ、姿焼きにして食べられる場合もある。味は白身魚に近く、コリコリとした食感である。

減少[編集]

ウーパールーパーは、原産地で環境汚染や埋め立てによる影響で数を減らしている。

ワイルド個体は、ワシントン条約に指定されており、国際商取引が規制されている。日本国内でペット用に出回っている個体は愛好家やブリーダが繁殖した個体である。