ドライバー異常時対応システム
ナビゲーションに移動
検索に移動
ドライバー異常時対応システム(ドライバーいじょうじたいおうシステム)、略してEDSS(Emergency Driving Stop System)とは、急病などが原因でドライバーがや自動車を制御できなくなった際、緊急停止させるシステムである。
概要[編集]
ドライバー異常時対応システムでは、カメラによりドライバーが意識を失っているなどの状態になっていないか監視し、不自然な姿勢をとっていた場合は意識を失っていると判断し自動的に車を停止させる。カメラによる検知では、誤検知対策として一定の猶予があり、猶予時間内に復旧する操作を行えば緊急停止はしない。加えてバスでは乗客がボタンを押すことで緊急停止できるようになっており、この場合も悪戯防止のため、猶予時間が設けられている。また、運転席の緊急停止ボタンを押せばすぐに緊急停止するようになっている。
元々はバスやトラックなどの大型車に搭載されているシステムであったが、最近は一般車でも導入が進んでいる。
なお、EDSSではなくDEA(Driver Emergency Assist)と呼ばれる場合もある。