日産ディーゼル・スペースランナー

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日産ディーゼル・スペースランナーとは、日産ディーゼル工業UDトラックスが販売していた、バスである。単独の「スペースランナー」を名乗る日産ディーゼルのバスは複数存在する。

RA系[編集]

PKG-RA274KAN(都営バス

当初は単に「RA」や「RAシリーズ」と呼ばれていたが、2005年の後半に「スペースランナー」という愛称が設定された。

2005年6月7日より発売開始。ディーゼルエンジンのみで走行するバスとしては、日本で初めて平成17年排出ガス規制に適合した。尿素SCRシステム「FLENDS」を搭載している[1]。また、2005年8月5日からは5速AT車も追加された[2]。エンジンはMD92TJ。型式はADG-RA273KAN、ADG-RA273MAN、ADG-RA273PAN、ADG-RA273TAN。

2006年6月2日、日本で初めて重量車燃費基準を達成したモデルが発売開始した[3]。なお、重量車燃費基準を達成しているのはMT車のみで、AT車は達成していない。型式はMT車がPKG-RA274KAN、PKG-RA274MAN、PKG-RA274PAN、PKG-RA274TANで、AT車がPDG-RA273KAN、PDG-RA273MAN、PDG-RA273PAN。

2007年5月21日より三菱ふそうに「三菱ふそう・エアロスター-S」としてOEM供給されている[4]

2010年に西日本車体工業が解散したため、販売を終了した。

RB80系・JM210、RM210系[編集]

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当初、西日本車体工業仮装の中型バスであるRB80系のみ「スペースランナー」の愛称がつけられていた。平成元年排出ガス規制車にモデルチェンジ後は、富士重工・西日本車体工業仮装ともに「スペースランナー」の愛称がつけられたが、平成6年排出ガス規制車へモデルチェンジされた後は単に「RM」に変更された。

型式はP-RB80GS(エアサス)、P-RB80GT(リーフサス)・U-JM210GAN(エアサス)、U-JM210GSN(リーフサス)・U-RM210GAN(エアサス)、U-RM210GSN(リーフサス)。かの有名な中型ロングもU-JM210GSNの改造車が起源である。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 日産ディーゼルのバス、国内初、新長期適合 レスポンス、2005年6月6日、2023年3月22日閲覧。
  2. 日産ディーゼル、大型バスに5速AT車追加 レスポンス、2005年8月5日、2023年3月22日閲覧。
  3. 日産ディーゼル/国内で初めて重量車燃費基準を達成 e-LogiT、2023年3月22日閲覧。
  4. 大型ノンステップ路線バス「エアロスター - S」を新長期排出ガス規制に適合させ新発売 三菱ふそう、2007年5月21日、2023年3月22日閲覧。