ボブ・ウェイトン
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ボブ・ウェイトン(Bob Weighton、1908年3月29日 - 2020年5月28日)は、2020年2月23日から死去までの一時期、男性の世界最高齢の人物であったイギリスの男性。
生涯[編集]
1908年3月29日、イギリス中部のヨークシャー、キングストン・アポン・ハルに生まれる。7人兄弟の1人で、16歳まで在学し海洋工学の見習いができるようにと、父親から学校に毎学期3ポンド支払っていた。日本が台湾を統治していた時代に、同地でキリスト教系の学校の教壇に立っていたという。第2次世界大戦が終わると、ロンドン大シティ校で教職につくなどした。日本やカナダで暮らしたこともあるという。
2016年時点で、孫10人と25人のひ孫がいた。2018年3月には110歳の誕生日を祝った。
2020年3月30日、日本の新潟県の渡辺智哲の死去後の男性の世界最高齢としてギネス認定を受けている。同年5月28日、癌のため、イギリス南部のハンプシャーの自宅で死去。112歳没。家族によると就寝中に息を引き取ったと言われている。COVID-19がイギリスで猛威を振るっていた真っ最中の死去だが、関連は無いとみられる。彼の死後、約4ヵ月年下のプエルトリコのエミリオ・フロレス・マルケスが男性世界最高齢者となった。