バリ島
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バリ島(バリとう、インドネシア語:Pulau Bali、英語: Bali Island)とは、インドネシア中南部の菱形をした火山島である。ジャワ島の東側に位置する。島の面積は5530平方キロメートル。人口は1999年の時点で305万3000人。バリの名は「米」を意味する。行政上は一島でバリ州を形成し、州都は南部のデンパサールである。
概要[編集]
1343年にマジャパヒト朝がバリ島を征服し、1597年にオランダ人のハウトマンが到達する。1846年から半世紀にわたってオランダとの植民地闘争が続き、1908年に全域がオランダ領として帰属する。1916年に周辺の島々とバリ・ロンボク州を設置し、独立後の1956年に単独の州となった。住民の大半はヒンドゥー教徒でバリ語を母語とするバリ族である。
古くから「神々の島」「悪魔の島」と呼ばれ、国内ではイスラム教の影響を受けない唯一の島であり、ヒンドゥー教と土着のアニミズムが結合したバリ・ヒンドゥー文化を形成する。島内には無数のヒンドゥー寺院があり、ガムラン音楽で踊るチャックダンス、バロンダンス、レゴンダンスなど独自の伝統芸能が継承されている。1970年代以降は急速に観光化が進み、国内屈指の海浜保養地へと変貌する。2002年10月、南端のクタビーチで爆弾テロが発生し、外国人観光客ら184名が死亡している。
外部リンク[編集]
- Bali Tourism Board - バリ州政府観光局運営サイト(英語)
- Bali TV - 現地テレビ放送局(インドネシア語)
- Bali Post - 現地新聞社(インドネシア語)
- Kura-Kura Guide - 観光地情報(日本語・英語)