ニシノウララ

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ニシノウララ
欧字表記 Nishino Urara[1]
品種サラブレッド[1]
性別[1]
毛色青鹿毛[1]
生誕2015年2月28日[1]
リーチザクラウン[1]
パラディナ[1]
母の父Rahy[1]
生国日本国旗.png日本北海道新冠町[1]
生産村上欽哉[1]
馬主西山茂行 [1]
調教師伊藤大士美浦[1]
競走成績
生涯成績12戦2勝[1]
獲得賞金2320万円[1]

ニシノウララ[1]は日本の競走馬。アーモンドアイ新馬戦で勝った馬として知られる。

戦績[編集]

西山茂行が所有したリーチザクラウン産駒の牝馬である[1]。2017年8月の新馬戦にて単勝オッズ14.0倍の4番人気の支持でデビューし、1番人気アーモンドアイに2馬身差をつけて勝利[2][3]。下したアーモンドアイが牝馬三冠達成や海外G1を勝利するなど出世する中、アーモンドアイが2019年6月の安田記念で3着に敗れるまで「アーモンドアイに唯一先着した馬[4]」であり続けた。

新馬参戦にあたって、管理調教師の伊藤大士が「前へ行けるスピードを生かせそうな」減量騎手の起用を思いつき、見習騎手負担重量3キログラム減の野中悠太郎が騎乗した[4]。野中によれば「最後は余裕がありました。ゴールした後にルメールに『何キロ?』と聞かれて『51キロ』って答えたら『あー、それは届きません』って言っていました[4]」と述懐している。

新馬戦を勝利したニシノウララは、その後3連敗して骨折[4]。2018年8月に復帰し、新馬戦と同条件の500万円以下に同じ枠番から発走し、2勝目[4]。それ以降は勝利には至らなかった。2019年10月9日付でJRAの競走馬登録を抹消され、繁殖牝馬となっている[5][6]。通算成績12戦2勝[1]。アーモンドアイのようにその能力を発揮し尽くすことはできなかったが、歴代最強馬の一角に数えられる名牝を語る上で欠かせない存在となった。

脚注[編集]

外部リンク[編集]