美浦トレーニングセンター

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美浦トレーニングセンター(みほトレーニングセンター)とは、茨城県稲敷郡美浦村にある日本中央競馬会競走馬の調教施設である。

概要[編集]

1978年(昭和53年)4月に開場。

東京競馬場中山競馬場に付帯していた厩舎が競馬の隆盛に伴って手狭になってきたことから建設され、各競馬場付帯の厩舎と中山競馬場白井分場を移転する形で始動した。

1980年代以降、栗東トレーニングセンターでウッドチップ馬場、坂路調教馬場、プール調教用スイミングプール、ウッドチップコースの新設など設備が拡充されたのに対し、美浦は地形や周辺の条件などから施設の拡充が遅れ、有力馬主が美浦の調教師ではなく栗東の調教師に馬を預託する例も相次いだ。
またトレセン内で消費される水道水が水質が悪いと言われる霞ヶ浦水源のため、他所から美浦へ転入してきた馬が水を飲みたがらないというケースも多い。そのため、馬券師の間では美浦か栗東の馬、どちらかを選ぶなら栗東の馬と所属するトレセン内の厩舎も馬券購入時の重要な要素になっている。

このうち施設の拡充については2018年に基本合意がなされ、2026年までにすべての拡充工事を完了させる予定としている。