ドラゴンボール

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ドラゴンボール』(DRAGON BALL、略:DB)は、鳥山明による日本漫画作品及びその派生作品である。

概要[編集]

週刊少年ジャンプ』1984年51号から1995年25号まで連載された漫画作品。『Dr.スランプ』をヒットさせていた鳥山明が連載終了を許可される代わりに新連載をすることになって描いた漫画。初期は人気はあまりなかったのだが、天下一武道会で人気を獲得していくと、フジテレビ製作のテレビアニメ化で大ヒットを記録する。連載中に『週刊少年ジャンプ』の部数を過去最高まで押し上げた最大功績の作品ともいっていいかもしれない。

幾つものゲーム化やアニメ化、映画化、海外向けの翻訳がなされ、日本国外でも「かめはめ波」のジェスチャーがされるため、世界的アニメといっても過言ではない・・・かもしれない。

登場人物[編集]

孫悟空
声 - 野沢雅子
本作の主人公。明るく楽観的な性格だが、仲間を攻撃されると激怒する。フリーザはクリリンを殺した事で悟空の殺意を買い、瀕死にされた。
ベジータ
声 - 堀川亮
孫悟空をライバル視するサイヤ人の王子。惑星ベジータがフリーザにより破壊され、父親のベジータ王がフリーザによって殺された際、その優れた戦闘力から使えると判断したフリーザによって特別に生かされ、ナッパやラディッツと共にフリーザの部下になる。地球での悟空との戦闘に敗れ、それ以降悟空を宿敵とする。
フリーザ
声 - 中尾隆聖
ドラゴンボールで最も有名な悪役。悟空やベジータの故郷である惑星ベジータを破壊した。宇宙に名が知られており、それと同時に恐れられていた。ナメック星にて超サイヤ人になった悟空により半殺しにされ、トランクスに殺された。
ヤムチャ
声 - 古谷徹
ドラゴンボールで最も有名な噛ませ犬。物語中盤以降ではネタキャラに転落している。

アニメ[編集]

1986年に第1作がアニメ化されると何回もアニメ化。1980年1990年代にかけて『ドラゴンボールZ』、完全アニメオリジナルの『ドラゴンボールGT』が放送され、21世紀には『ドラゴンボール改』が放送された。『ドラゴンボール超』は2015年から17年振りの原作にないオリジナルのアニメである。いずれもフジテレビによって提供、放送されている。

2016年現在、放送があるのはフジテレビのドラゴンボール超と、TOKYOMXのドラゴンボールZ(再放送)があり、DB人気が根強い事が伺える。

ただし長期間放送されていることもあり、アニメ・漫画内において問題も多い。アニメでは「ヤムチャ死す! おそるべしサイバイマン」「ボクの父はベジータです……謎の少年の告白」など、次回予告のタイトルで次週のストーリーがわかってしまうケースが多かった。他にも魔人ブウ戦で孫悟空が体力不足でブウに押されていた際、デンデキビト界王神に自分を孫悟空のところまで連れていってほいしいと頼むと、「すまない、いまので体力を使ってしまって、回復するまで、瞬間移動はム、ムリなのだ」と答えているが、それならばデンデがまず界王神の体力を復活させればよかったのでは?[1]と思えるシーンがあった。また、セルが第2形態に退化した際、ピッコロや悟空が悟飯に「早くとどめを刺せ!」と指示しているが、第2形態なら彼らでも勝てるため自分たちで殺れば良かったのでは?と思えるシーンもあった。

同じ少年ジャンプ漫画作品のONEPIECEトリココラボもあった。が、バランス調整の為か明らかに強さのレベルが違うにも関わらず、三者とも同等に描かれてしまっていたり、(大会のルールとして)「空を飛ぶのは禁止」とかいう如何にもDB勢にとって不利な条件で闘わされていた。

映画[編集]

映画も既に何回も映画化。ドラゴンボールZ終了後、長らく新作が無かったが最近[2]になって3度映画化。アニメの神と神復活のF、実写のDRAGONBALL EVOLUTIONがそれにあたる。
神と神、復活のFは好評だった。DRAGONBALL EVOLUTION(ジェームズ・ウォン監督)はDB史上初の実写化の映画であったが、売れ行きはあまり良くなく、作者、鳥山明からも神と神の感想にまぎれて「どこぞの実写化とは大違い(要約)」とまで言われてしまっている。

後にDBEの作者は謝罪している。

その他[編集]

  • 人気が人気なため、二次創作も非常に多くドラゴンボールAFを筆頭に多くの作品が存在する。

これらの作品には、原作には存在しない架空の変身形態[3]も登場しており、時には半端な知識を持った「にわか」が話題に持ち出して来ることがある。

戦闘力の考察[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ここでキビト神が言った「体力」は瞬間移動を使うための力だったという説も浮上している
  2. 2010年代前半
  3. 超サイヤ人5など