スウィープ

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スウィープまたはスイープSweep)は、掃除する・一掃する・掃討などを意味する英語動詞名詞。原義から派生した言葉がいくつか存在する。

原義から派生した言葉[編集]

  • アメリカ合衆国のプロスポーツ(NBAMLBなど)で使用される用語で、同一カードの連戦で全勝すること。なお、日本のプロ野球においての同一カード三連勝において「3タテした」というが、正しくは「3タテさせた」である。
    • ポストシーズンの試合[1]などの場合でも、最速で勝ちを決定させる(例:7戦制なら最初の4戦で4勝する)こともこう呼ばれる。
    • 語源に因み、スウィープに成功した際にはホウキを振り回して喜ぶ観客も多く見られる。
  • 選挙で大勝し、その地域周辺に割り当てられた議席や代議員をすべて獲得すること。
  • 柔道技などにある足払いのこと。
  • 総合格闘技で、ガードポジションの時に、下の選手(ガードポジション側)が上の選手(インサイドガード側)と体勢を入れ替えること[2]

それ以外のもの[編集]

マインスイーパー
スウィープ運針(スウィープ・セコンド)

アナログ式時計の秒針で、連続して流れるように進む方式。

  • ムーブメントの構造から、機械式時計に多い方式。対義語は「ステップ運針」、「デットビート運針」等であり、クォーツ式時計に多い。

脚注[編集]

  1. プレーオフなど
  2. 監修・高阪剛『高阪剛直伝 総合格闘技寝技テクニック[入門編]』2009年、11頁。

関連項目[編集]

Wiktionary-logo.jpegウィクショナリーsweepの項目があります。
  • スキャン(走査
    • 「スウィープと混同されやすい、別の概念」などと説明する者がいるようだが、ブラウン管における全く同じものを、オシロスコープでは「スウィープ」、テレビでは「スキャン」と呼ぶ、といったように、単なる慣例以上のものではない使い分けであることも多い(このようなブラウン管での例を「混同されやすい、別の概念」と説明することは不可能だろう)。
  • スイーパー