メジャーリーグベースボール
メジャーリーグベースボール(Major League Baseball、MLB)は、ナショナルリーグとアメリカンリーグの2つのリーグで構成されるプロ野球リーグ。
概要[編集]
アメリカ合衆国を本拠地とする球団とカナダを本拠地とする「トロント・ブルージェイズ」の30球団が、それぞれ15球団ごとにナショナルリーグとアメリカンリーグにわかれている。リーグごとに東地区、中地区、西地区にそれぞれわかれてポストシーズン進出を目指してレギュラーシーズンを争い、ポストシーズン進出者から勝ち上がったチームがワールドチャンピオンとなる。
試合形式[編集]
メジャーリーグベースボールの30球団はそれぞれ15球団ごとにナショナルリーグ、アメリカンリーグに分かれ、さらにその中で東地区、中地区、西地区にそれぞれ5球団ごとにわかれる。
レギュラーシーズン[編集]
各球団はレギュラーシーズン162試合をこなす。同じリーグとの対戦は、同地区4チームと13試合ずつ、同じリーグの他地区の10球団のうち4球団と7試合ずつ、6球団と6試合ずつとなる。さらに別リーグの1球団と4試合、それ以外の別リーグの14球団とは3試合ずつ行う。
1960年までは両リーグとも154試合を行っていた。アメリカンリーグは1961年、ナショナルリーグは1962年から162試合となった。2013年にアメリカンリーグとナショナルリーグは15球団ずつとなり、現在の形式となった。
ポストシーズン[編集]
ワイルドカードシリーズ[編集]
2022年より「ワイルドカードシリーズ」が始まる。リーグ毎に地区優勝したチームのうち、下位の1球団はワイルドカードシリーズにまわる。これと地区優勝できなかったチームの中から勝率の高い3チームと合わせた4チームがそれぞれ3試合2勝制で争ってディビジョンシリーズに進出する2チームを決める。リーグの上位の2球団はシードとして、このシリーズを免除される。
ディビジョンシリーズ[編集]
リーグ毎にワイルドカードシリーズを勝ち抜いた2チームがそれぞれワイルドカードシリーズを免除された2チームと5試合3勝制で戦う。先に3勝したほうがリーグチャンピオンシップシリーズに進出する。
リーグチャンピオンシップシリーズ[編集]
ディビジョンシリーズを勝った2チームが7試合4勝制で対戦。アメリカンリーグ、ナショナルリーグのそれぞれの優勝者が決まり、勝ち上がったチームはワールドシリーズに進出する。
ワールドシリーズ[編集]
アメリカンリーグ、ナショナルリーグの優勝チーム7試合4勝制で試合を行う。先に4勝したチームがワールドシリーズチャンピオンとなる。