アレクサンドロス
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アレクサンドロス(Αλέξανδρος, Alexandros)は、ギリシャ人の人名であり、古典ギリシャ語で「男達を庇護する者」(ἀλέξω alexo "to defend, help"「守る」+ἀνδρός andros「人を、男を」, ἀνήρ aner "man"「人、男」)を意味する。元来はギリシャ神話で戦場における戦士の庇護者である女神、ヘーラーの称号の1つであった。
君主[編集]
- マケドニア王国
- アレクサンドロス1世 (マケドニア王) — 古代マケドニア王国の王。
- アレクサンドロス2世 (マケドニア王) — 同上。
- アレクサンドロス3世 — 同上。通称アレクサンドロス大王。
- アレクサンドロス4世 — 同上。上記の子。
- アレクサンドロス5世 — アンティパトロス朝の王。カッサンドロスとテッサロニケの三男。即ち、3世の甥、4世の従兄弟。
- エピロス王国
- アレクサンドロス1世 (エピロス王) — 古代エピロスの王。
- アレクサンドロス2世 (エピロス王) — 同上。
- セレウコス朝
- その他の君主
- フェライのアレクサンドロス — テッサリアのフェライの僭主。
- ドミティウス・アレクサンドロス - ローマ帝国の僭称皇帝。
- アレクサンドロス (東ローマ皇帝) — 東ローマ帝国中期の皇帝(在位:912年 - 913年)。
- アレクサンドロス1世 (ギリシャ王) — ギリシャ王国の第3代国王(在位:1917年 - 1920年)。
ギリシャ語名アレクサンドロスの名を持つ人物[編集]
- ギリシャ神話に登場するイリオス(トロイア)の王子、パリスの別名。
- 上記の人物の史実上のモデルと思われる、紀元前13世紀に実在した小アジア西部アスワ地方のウィルサ王。ヒッタイトの粘土板文書にアラクサンドゥスの名で登場する。
- マケドニア王アルケタス2世の子で、アルケラオス1世に殺された(プラトン、『ゴルギアス』、471b)。
- アレクサンドロス (ポリュペルコンの子) — ディアドコイ戦争期のマケドニアの将軍。
- アレクサンドロス・ポリュヒストル — 紀元前1世紀の学者。
- アフロディシアスのアレクサンドロス - 2世紀のアリストテレス主義哲学者。
- アレクサンドロス1世 (アレクサンドリア主教)
- アレクサンドロス・パナグリス — ギリシャが軍事政権だった頃に民主主義への回帰のために闘争した政治家。
ギリシア語のアレクサンドロスにちなんだ諸言語の人名[編集]
- ラテン語のAlexander(アレクサンデル)。ローマ皇帝アレクサンデル・セウェルスなど。
- フランス語のAlexandre(アレクサンドル)。
- イタリア語のAlessandro(アレッサンドロ)とAlessandra(アレッサンドラ、女性形)。
- 英語やドイツ語のAlexander(アレクサンダーまたはアレキサンダー)とAlexandra(アレクサンドラ、女性形)。
- ロシア語のАлександр(アレクサンドル)とАлександра(アレクサンドラ、女性形)。
- セルビア・クロアチア語のAleksandar(アレクサンダル)とAleksandra(アレクサンドラ、女性形)。
- スペイン語のAlejandro(アレハンドロ)とAlejandra(アレハンドラ、女性形)。
- ポルトガル語のAlexandre(アルシャンドル・アレシャンドリ)とAlexandra(女性形)。
- ハンガリー語のSándor(シャーンドル)。
- アラビア語・ペルシア語・トルコ語のإسكندر(イスカンダル)。
- ポーランド語のAleksander(アレクサンデル)とAleksandra(アレクサンドラ、女性形)。
- ベラルーシ語のАляксандр(アリャクサンダル)とАляксандра(アリャクサンドラ、女性形)。
- ウクライナ語のОлександр(オレクサンドル)とОлександра(オレクサンドラ、女性形)。
人物以外[編集]
- [Alexandros] - 日本のロックバンド。