アニヲタWiki(仮)

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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アニヲタWiki(仮)(あにおたうぃきかっこかり)とは、アットウィキ上に存在する百科事典風ウェブサイトである。

歴史[編集]

前身となるアニヲタwikiの設立は2007年であり、比較的古くから存在するウィキサイト。元々は「冥殿」という個人のサーバー上で運営されていた「アニヲタの集い」のコーナーから始まり、順調に発展を遂げる。しかし2012年末、28,000項目を突破した矢先に運営者の冥殿氏が突如としてサイトを閉鎖[1]。これに多くの利用者が反発し、その中の一人により現在の「アニヲタwiki(仮)」が発足。2018年11月に総項目数が40,000を突破。2023年にはアニメ・漫画等のあるエピソードを詳細に解説したエピソード項目がいわゆる「ネタバレサイト」と同類であり、著作権侵害になるのではないかと指摘があったことからエピソード項目ほぼ全てが一斉に凍結され、ここに至るまでの混乱から従来の管理者が辞任し、選挙を経て2023年10月に新たな管理者が就任した。
しかしこの管理者が様々な迷惑行為を繰り返してユーザーの反発を招いた末に暴走し、2024年3月にはページ閲覧時にウィルスソフトなどが反応する問題を生じさせるサイトへ遷移するスクリプトをメニューページに仕込むという暴挙を行い、アットウィキ運営から管理者権限を剝奪されるという騒動が起きた。

その名の通り、アニメオタクが情報とネタを混在させて項目を作成する、百科事典風のウェブサイトである。規定上は立項することのできる項目はそれらに限定していない。「バブみ」などの俗語も掲載されている[2]

黎明期は日本アニメ漫画コンピュータゲームといったおたく文化に関する項目が多かったが、現在では海外アニメ生物学社会問題鉄道大学資格などおたく文化と関係ない様々なジャンルの項目が作成されるようになっている。

項目の本文の最後には「追記・修正お願いします。」などと書くのがお約束。なお項目の作成は非匿名のログインユーザーに限定される。

サイトの特色[編集]

「アニヲタ」とあるが、スポーツ・ミリタリー・鉄道などの記事も豊富。多種多様なジャンルを扱う。

ニコニコ大百科ピクシブ百科事典とは異なり、管理人とサイト利用者によるボランティアで運営が成り立っている。

雰囲気はWikipediaほど堅くなく、アンサイクロペディアのように面白いネタを書かなければ削除されることもない(りどみ参考)。荒らし対策により、アカウントを取得しないと記事が立項できない。

ルール[編集]

他のウィキサイトと比べてもルールは厳しめで、作成された項目には一定基準(文字数1000)以上の情報量に加え、内容にユーモアを含むことや、読みやすさなども要求される。ただしユーモアの基準に関してはアンサイクロペディアほど厳格ではない。

特に荒らし行為や誹謗中傷、叩きコメント、煽りコメントなどに関してはきわめて厳しく、たった一度の書き込みでも無期限ブロックの対象になる場合がある。またコメント欄が荒れた場合、リセットと警告文の追加が行われることも珍しくない。

他にも以下のようなルールがある。

  • 二次創作物に関する項目の作成は原則禁止
  • 画像を添付する際は出典元を明記する。また、集英社が著作権を持つ画像は全面的に禁止
  • 成人向けの画像の添付は全面的に禁止
  • 最新のコンテンツに関する記事は正式に公開(アニメならば放映、漫画やゲームなら正式発売)されてから1週間以上経ってから作成可能になる。
  • 政治事件に関する項目の作成は原則禁止。作成する場合は要相談。
  • 医療医学に関する項目の作成は原則禁止。作成する場合は要相談。また、出典元を明記すること。
  • 上記の他にも作成が完全に禁止、または原則禁止で作成する場合は要相談の項目が存在する。
    2023年5月中旬時点で、作成を完全に禁止されている項目は以下の通り。[3]
  1. コロナウイルス関連
  2. テラスハウス』関連
  3. 木村花 (プロレスラー)関連
  4. けものフレンズ2』関連
  5. 仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』関連

アニヲタWiki(仮)総合相談所[編集]

アニヲタWiki(仮)総合相談所は、アニヲタWiki(仮)内での違反行為に対する苦情やルール改訂などについて議論される匿名掲示板である。上記の違反行為などを行ったユーザーの名前や対象となったコメントなどが掲示板で挙げられる。場合によっては無期限ブロックの対象になり、アニヲタWiki(仮)への書き込みが一切できなくなってしまうことがある。

こちらもアニヲタWiki(仮)同様、レンタル掲示板のしたらば掲示板に移行している。

評価と活用[編集]

アニメ監督富野由悠季は、「アニヲタWiki(仮)」について、「『ブレンパワード』全体の解説がなされており、読んだらよく理解できたし、勉強させてもらった」と述べ、記事の執筆者に感謝を表明した[4]

ギズモードは、「アニヲタWiki(仮)」を『プリキュア』の水着回の反響が大きい理由を調べる手段として挙げた[5]

「アニヲタWiki(仮)」は、人工知能学会全国大会で発表された論文『ディープラーニングにおける分類パターンの意味付け支援』[6]や、ARG WEBインテリジェンスとインタラクション研究会予稿集に収録された論文[7][8]で使用されている。

脚注[編集]

  1. 管理に追われ続けた為の疲弊によるとされる
  2. 男性オタクが激怒する「バブみ」誤用問題 腐女子が使ってはダメなのか”. ジェイ・キャスト (2017年3月22日). 2021年11月6日確認。
  3. 項目作成時のルール”. アニヲタWiki(仮) (2012年11月18日). 2023年5月15日確認。
  4. 富野由悠季「ブレンパワード」作り直したい!ファンを前に意欲”. シネマトゥデイ (2021年10月16日). 2021年11月6日確認。
  5. プリキュア史上3回目の水着回にあたり、歴史と海辺に何を思うー”. ギズモード (2016年7月23日). 2021年11月6日確認。
  6. ディープラーニングにおける分類パターンの意味付け支援」、『2017年度人工知能学会全国大会(第31回)』、人工知能学会2017年5月、 3頁、 doi:10.11517/pjsai.JSAI2017.0_2M2OS34a22021年11月6日確認。
  7. 性格要素と外見要素の加減算による類似キャラクタの検索」、『ARG Web インテリジェンスとインタラクション研究会 第16回研究会予稿集』、WI2研究会、2020年11月、 107頁。
  8. コミックの登場人物についての説明文からの性格タグ推定」、『ARG Web インテリジェンスとインタラクション研究会 第16回研究会予稿集』、WI2研究会、2020年11月、 113頁。

外部リンク[編集]

関連項目[編集]