Tanukipedia

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
たぬき Wikiから転送)
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Tanukipedia
TanukipediaLogo2014.png
Tanukipediaのロゴ
開設2009年12月4日
ウィキシステムMediaWiki
分野空想世界(架空地図・架空鉄道・架空言語)
言語日本語
使用時刻協定世界時(UTC)
現状記事増加中
創設者TANUKI
管理者4名(TANUKIWikata真空彩羽さいは
太字はビューロクラット。
TanukipediaLogo2014.pngTanukipediaにはTanukipediaの項目があります。
Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目なユーザーたちが「Tanukipedia」の項目を作っていたんですけどねぇ…。

Tanukipedia(タヌキペディア)は、主に空想世界(架空世界)に関する事象等を主題とするMediaWikiの百科事典。Mirahezeのサーバー上に置かれている。

概要[編集]

特色[編集]

個人(自分自身)の創作する架空創作物(架空地図・架空言語etc)に関する内容をまとめることを趣旨とするウィキ形式の百科事典サイトである。

設立背景[編集]

日本において、ウィキ形式の百科事典としてはウィキペディアがよく知られているが、編集方針が厳格化したことによって、個人創作物や独自研究を記載することができなくなった。また、「特筆性」の基準も厳格化したことにより、漫画やアニメ等のマニアックな設定に関する記事も排除される事例が出てきた。

そのような背景で「Wookieepedia」や「ドラえもん Wikia」のように、版権作品に関する細かい記事を書くことができるウィキが登場した。しかし、それでもなお、アマチュア作家による個人創作に関する記事を書くことのできるウィキや、版権作品に対する独自の視点での研究を記載できるウィキは存在しなかった。

そこで「たぬき Wiki」は、(「空想上の世界」という制限があるものの)個人創作物や独自研究に関して記載できるという特徴を持ったウィキとして設立された。なお、空想上の世界を百科事典的にまとめることを目的としているため、記事の書き方はウィキペディアと共通する。しかし、「空想上の世界の設定」として正しいことを記載することを目的としているため、アンサイクロペディアのように嘘やジョークを記載する場所ではないとしている[1]

なお、個人創作の設定に関する記事を執筆するにあたってはウェブサイトで設定を公開する必要があるとされており、場当たり的な思いつきで作られたいわゆる「のび太国系記事」は忌避される傾向にある[2]

近年の動向[編集]

設立当初から2012年頃までは、管理人の創作する架空地図作品である「想像地図・城栄」のデータベースサイトという特色が強かったが、2012年以降から他の架空地図架空世界作者が記事執筆に参加するようになり、記事数も順調に増加するようになった。

しかし、架空地図架空言語などの「個人創作の空想世界系記事」と、ドラえもん研究などの「空想科学研究系記事」が併存し、編集方針に分かりにくさがあることや、LTAの出現等が問題視されていた。それに対処すべく、「個人創作の空想世界系記事」をMirahezeの新サイトに移転することが計画された。当初の計画では、「空想科学研究系記事」はWikiaのサイトに残存し「空想科学 Wiki」に改称する予定だったが、予期せぬ問題が発生したため、空想科学研究系記事もMirahezeに新設する「空想科学Wiki」に移動される形で両者の分離が行われた。その結果、Wikiaの「たぬき Wiki」は廃止された。

Mirahezeへの移転がゲリラ的に行われたため、一時は参加者の減少も懸念されたが、結果として移転後はWikia時代に比べて参加者も記事数も順調に増加し、移転からおよそ3年が経過した2021年9月27日、記事数が10000を突破した。それでも、1日あたりの編集回数は50回には及ばず、定義上は過疎ペディアに分類される。

2022年以降は、複数の架空言語作者が新たに参加したことで記事数・編集数ともに増加傾向にある。いっときは、公式に執筆コンテストの類が行われているわけでもないのに、有能な参加者が優れた記事を書くことでそれに刺激を受けた他の作者が記事の加筆を行うという好循環が生まれた。それによって質的にも量的にも成長が見られたが、知名度の向上は同時に荒らしの増加にも繋がった。そうした動機から管理者の増員が行われることとなり、2023年10月には管理者が2人となった。また、2024年6月には管理者立候補要件の改訂が行われ、新たに要件を満たすこととなったが2人がとなり、管理者に就任し、現在の管理者は4人である。

沿革[編集]

旧サイトであるChabashiraおよびChabashiraウィキの歴史については当該記事を参照

  • 2009年12月4日 - 設立。このとき、一部の記事内容を2007年に閉鎖した旧サイトであるChabashiraウィキから継承した。
  • 2014年1月27日 - ロゴを信楽焼の狸の画像に変更し、「茶柱ウィキ」という名称を廃止[3]
  • 2014年8月10日 - 記事数1000突破。
  • 2014年8月29日 - 注目のウィキアンで紹介される[4]
  • 2018年1月16日 - 記事数5000突破。
  • 2018年5月5日 - 槐事件が発生。
  • 2018年7月31日~8月3日にかけて - Mirahezeへ移転[5]
  • 2019年1月16日 - 記事数6000突破。
  • 2019年11月3日 - 記事数7000突破。
  • 2020年7月6日 - 記事数8000突破。
  • 2021年1月28日 - 記事数9000突破。
  • 2021年9月27日 - 記事数10000を突破。
  • 2023年10月31日 - 管理者が2人となり、複数人管理体制に移行。
  • 2024年6月5日 - 管理者が4人となる。

その他[編集]

WikiaからMirahezeへの移転に伴って、名称は「Tanukipedia」(タヌキペディア)に統一され、「たぬき Wiki」の名前は廃止された。

Wikia時代、2014年までは、茶柱ウィキ(ちゃばしらウィキ)という名称も併用されていたが、この名称は現在では廃止されている。なお、ひらがなとカタカナを混合した「たぬきペディア」という名称については明確に間違いであり使わないよう呼びかけられている[6]

運営に関しては、Wikia時代には明瞭な言及がなかったが、Mirahezeに移転してからは「想像地図研究所により運営されている」ということがトップページに明記されている。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]