想像地図・城栄

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
記事をシェア:
X(旧Twitter)にシェアする
Threadsにシェアする
Facebookにシェアする
はてなブックマークにシェアする
LINEにシェアする
ナビゲーションに移動 検索に移動
TanukipediaLogo2014.pngTanukipediaには想像地図・城栄の項目があります。

想像地図・城栄(そうぞうちず・じょうえい)は想像地図研究所による架空地図

特徴[編集]

「城栄国」という現実にありそうな架空の国を「地図」という形で表現することが目的とされている。

A4用紙を多数結合することによって1万分の1縮尺の手描き地図の製作が行われており、それを電子化・デジタル化したものがウェブサイトで公開されている。手描き地図は、南北2697km×東西1735kmの範囲を網羅しており、仮に一箇所に広げると「縦269m×横173m」というゴジラよりも大きな巨大なサイズになる[1]

これだけ広い範囲を描きながらも、数千ある市区町村名や駅名も、数百ある国道番号も全てを1つ残らず設定するなど、広域性と詳細性を両立していると評される。

2003年6月29日に製作が開始され、22年の歳月をかけて2025年3月9日に完成宣言が行われた[2]。以前は2028年1月までの完成が予定されていたが、技術の進歩によって3年ほど前倒しで完成することとなった。

2018年8月にはねとらぼで記事として扱われた[3]ほか、2019年10月にはFM大阪のラジオ番組でも取り上げられている[4]。また、2020年2月23日放送されたテレビ朝日の「ナニコレ珍百景」で放送され、珍百景に登録された[5]。2020年2月の時点で完成率は約75%であったが、2025年3月9日に再び「ナニコレ珍百景」で放送され、完成の瞬間が全国放送された[6]

その他[編集]

想像地図世界(想界)は地球上ではなく架空惑星上であると設定されており、城栄国では更紗語という言語が使われていて日本語は通じないというのが公式な設定である。しかし、ウェブサイトで公開されている地図は「日本語版」であり、日本語版の地図では城栄の地名はそれを「和訳」した日本名で表記されている。例えば赤松という地名は更紗語で赤い松を意味するaatasiという地名の意訳である、と解釈されている[7]

このような設定が存在するため、想像地図研究所では架空地図の創作だけではなく、複数人体制で架空言語の創作も行われている。将来的には、更紗語表記による地図の発行も予定されている。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]