2番打者

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2番打者とは野球打順において2番目に入る打者。日本では走力が高く巧打や小技が得意な選手が主に起用される。

概要[編集]

1番打者の次に打順が回るため、チャンスを広げるための巧打力、ヒットエンドランバントなどの小技の巧さが求められる。また、アメリカ球界ではセイバーメトリクスの分析が普及したことにより、2番打者最強論が提唱され、2番打者で強打者を起用するケースも増えている。

日本では、盗塁ができるが率が低い打者が起用されることもある。

主な2番打者[編集]

日本[編集]

源田壮亮
埼玉西武ライオンズに所属する2番打者。遊撃手として高い守備力と巧打力、俊足を兼ね備える。山賊打線では重要な位置を占めていた。
菊池涼介
広島東洋カープに所属する2番打者。巧打力、長打力、走塁、守備のレベルが高く、カープ3連覇を支えた。
大田泰示
横浜DeNAベイスターズ所属。前所属の北海道日本ハムファイターズでは、小技や走塁抜きの長打力で勝負する「恐怖の2番打者」として猛威を振るった。

アメリカ[編集]

大谷翔平
ロサンゼルス・エンゼルスに所属する2番打者。二刀流として活躍している。

過去の選手[編集]

小笠原道大
井端弘和
中日ドラゴンズに所属していた2番打者。1番荒木と共に「アライバコンビ」を形成。巧打・小技・走塁全てが高水準でまとまっており、黄金期中日ドラゴンズを支えた。晩年は巨人に移籍。

関連項目[編集]

打順
上位打線 1番打者 / 2番打者
クリーンナップ 3番打者 / 4番打者 / 5番打者
下位打線 6番打者 / 7番打者 / 8番打者 / 9番打者