110番

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110番(ひゃくとおばん)とは、日本全国共通の警察への緊急通報番号である。

概要[編集]

110番の緊急連絡制度システムが発足したのは戦後昭和23年(1948年)である。これは当時、日本を占領していた連合国軍総司令部(GHQ)の申し入れでスタートした。ただし最初は都市部のみであった。しかしある地区では1110番でつながるなど、番号に統一性が無かった。昭和29年(1954年7月1日新警察法施行された際、全国的に110番で統一された。なぜ、110番が警察の緊急通報連絡先になったのかというと、当時のダイヤル式電話でストッパーまでの距離が短い1を入れることですぐにかけられるようにしたためとも、覚えやすい番号にするため3桁の数字にした、という項目をもとに、入念に検討された結果、出てきた数字であるとも言われている。

ただ、この110番が近年ではくだらない、あるいは非常識な使われ方をしており、統計によると埼玉県警だけで非常識な110番の件数はおよそ4万件にのぼり、警察では110番は今まさに危機に直面している人の命綱であり、急がない人は専門ダイヤルにかけてほしいと協力を呼び掛けている。

海外ではドイツ中国で110番が使われている。アメリカ合衆国では911番イギリスでは999番となっている。

現在、1月10日110番の日に指定されている。

関連項目[編集]

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