高安藩

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高安藩(たかやすはん)とは、江戸時代前期の短期間に河内国に存在したである。藩主家は譜代大名牧野氏藩庁は高安陣屋。現在の大阪府八尾市に存在した。

概要[編集]

承応3年(1654年)に牧野親成は河内国高安郡に1万石を加増された。そして2年後の明暦2年(1656年)に摂津国嶋上郡嶋下郡、河内国石川郡古市郡の内に2万2600石を与えられ、さらに京都所司代に任命されたので、それまでの下総国関宿藩から河内国高安藩に移封された。これが高安藩の立藩である。ただし、高安郡のどこに陣屋を置いたのか明確なこと、藩政に関しては不詳である。

寛文8年(1668年)に丹後田辺藩3万5000石に新たに与えられて移封となり、高安藩はわずか12年で廃藩となり、陣屋も廃された。

歴代藩主[編集]

牧野家[編集]

2万6000石 譜代

  1. 親成(ちかしげ) 従四位下 佐渡守 侍従〔御書院番頭 京都所司代 御膳番〕