非核三原則
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非核三原則(ひかくさんげんそく)とは、核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」とした日本政府の基本的な核政策のことである。佐藤栄作内閣時代の昭和42年(1967年)12月、佐藤首相が国会で表明したのが起源と言われている。昭和46年(1971年)11月、衆議院本会議が沖縄返還に向けて3原則順守を盛り込んだ決議を採択し、以後は国是となった。ただこれを順守するということは、日本はアメリカ合衆国の核の傘に頼り切るということを前提とした防衛政策を展開するということであり、三原則にそもそも矛盾しているとの指摘も存在する。なお、日本とアメリカが「持ち込み」に当たる米軍の核搭載艦船の寄港、有事に沖縄への核再持ち込みを認める密約を交わしていたことなども判明している。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- “次官経験者の証言要旨 核持ち込み日米密約”. 47NEWS. 共同通信 (全国新聞ネット). (2009年5月31日) 2013年7月3日閲覧。
- “核密約/キーワード”. しんぶん赤旗 (日本共産党) 2013年7月3日閲覧。
- 『非核三原則』 - コトバンク