核の傘

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核の傘(かくのかさ)とは、核兵器を保有していない同盟国を守るため、自らの核兵器を脅迫の手段に使用して、敵対勢力に攻撃や挑発行為を思いとどまらせる戦略上の概念のことである。拡大核防止(かくだいかくぼうし)とも言われている。アメリカは東西冷戦時代から日本韓国をはじめ、北大西洋条約機構NATO)諸国などに提供してきた。しかし21世紀に入って北朝鮮が核兵器を開発したり、中華人民共和国が軍事大国化したため、日米両政府は拡大抑止協議と呼ばれる対話を定期的に行っている。核の傘は日米同盟の重要な要素とされているが、そのために日本は2017年に採択された核兵器禁止条約に参加できない大きな要因にもなっている。

核抑止論を取り上げた作品[編集]

関連項目[編集]