防災の日

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防災の日(ぼうさいのひ)とは、日本で毎年9月1日に指定されている日である。この日は大正12年(1923年)9月1日に関東大震災が発生し、結果的に死者と行方不明者が10万5000人余りに上ったことにより、指定されたものである。昭和34年(1959年)にも死者と行方不明者を5000人以上を数えた伊勢湾台風が発生し、その翌年に防災意識を高めて災害に備えようと閣議了解で防災の日が正式に指定された。その後、防災の日の前後である8月30日から9月5日までが「防災週間」と定められた。

防災の日と同様、自然災害の教訓を語り継ぐために制定されたものに平成7年(1995年)の阪神淡路大震災に由来する防災とボランティアの日1月17日)、大津波紀伊半島などが被害を受けた江戸時代末期(幕末)の安政元年(1854年)の安政南海地震にちなむ津波防災の日11月5日)などがある。