関門海峡メガジップライン
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関門海峡メガジップライン(かんもんかいきょうメガジップライン)は、ケイエムアドベンチャーが構想する、関門海峡を渡るジップラインの計画である。山口県下関市にある火の山の山頂から、対岸にある福岡県北九州市門司区和布刈までの全長1740mを結ぶもので、実現すればジップラインとしては日本一の長さとなる[1]。
概要[編集]
ケイエムアドベンチャーの社長である大久保誠が、他県でのジップラインの体験を受けて、「山口県にも作りたい」と2017年から計画していた[2]。
2022年度に、国土交通省中国運輸局は、ジップラインの設置を含んだ関門海峡の観光振興策について実現が可能かどうか調査を行った。2023年4月にその調査結果がまとまり、船が航行するために必要な海面からの高さなどの法的規制や設備の安全性確保など、全ての課題をクリアできれば「可能」という見解が示され[3]、2025年以降の供用を目指すスケジュール案も示された[4]。
同じ頃、下関市と北九州市、それぞれの市長の会談による合意によって、それぞれの副市長をトップとしたプロジェクト検討チームが発足した。同年7月25日には下関市内のホテルで初会合を開き、実現可能性を検討していくことを確認した[5]。
出典[編集]
- ↑ “下関~門司1740メートル 関門海峡越える日本最長“メガジップライン”実現に向けて 初めての検討会議”. TBS NEWS DIG (2023年7月25日). 2023年9月21日確認。
- ↑ “関門海峡にジップライン計画 国内最長の1740メートル 下関の「ケイエム」来年開業めざす”. 日本経済新聞 (2020年1月22日). 2023年9月21日確認。
- ↑ “長さ日本一、関門海峡を滑る1740m「メガジップライン」実現の可能性は 地元自治体も支援を本格検討”. Yahoo!ニュース. 西日本新聞 (2023年9月6日). 2023年9月21日確認。
- ↑ “関門海峡にジップライン 再来年以降供用開始へスケジュール案”. NHK (2023年5月1日). 2023年9月21日確認。
- ↑ “「関門海峡ジップライン」実現可能性検討”. 読売新聞 (2023年7月26日). 2023年9月21日確認。
外部リンク[編集]
- 関門海峡メガジップライン(@km_adv2019) - X(旧:Twitter)
- 関門海峡メガジップライン - Facebook