関 統(かん とう、生没年不詳)は、中国の三国時代の蜀の武将。祖父は関羽。父は関興。弟(異母弟)は関彝。
父が早世したため跡を継いだ[1]。祖父や父の功績などもあり、皇帝・劉禅の娘(公主・内親王)を妻とする事を許され、官位は虎賁中郎将にまで昇進した[1]。子供が無かったとされ、父親と同じく早世した可能性がある[1]。また関統の記録は『関羽伝』しかないため政治や軍事でどのような活躍をしたのかは不明である[1]。死後、爵位は弟の関彝が継いだ[1]。
『三国志演義』には登場しない。
- ↑ a b c d e 小出『三国志武将事典』P358
参考文献[編集]